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ちょい太でだいじょうぶ―メタボリックシンドロームにならないコツ |鎌田 實

ちょい太でだいじょうぶ―メタボリックシンドロームにならないコツちょい太でだいじょうぶ―メタボリックシンドロームにならないコツ
鎌田 實
集英社 刊
発売日 2006-09


投げ出さないでまた次の日から粛々と続ければいいのだ 2007-04-17

 ちょっと太っていたって気にしなくていいよ。でも、「ちょい太」はいいけど、「おお太」はダメ。メタボリックシンドロームに気をつけようね。という健康生活提案本です。



 鎌田先生は、ある日、自分がおデブになっていることに気づき、ショックを受けました。1日1時間のウォーキングが効果的なことは分かっていますが、病院の院長という忙しい仕事をしていると、とてもそんな時間を作ることができません。


 自分で工夫しながら編み出したのは、鎌田流の「がんばらないダイエット」法です。



 ふだんから体重を気にして、健康番組やダイエット解説を読んでいると、知識だけは豊富になります。私もこの分野に詳しい人間ですので、この本の7割くらいは既に知っていることでした。


 でも、残りの3割がすごい!


 何がすごいって、「あっ、これなら続けられるかな」と、もう一度ダイエットに挑戦してみようと背中を押してくれるのです。



 たとえば、普通の健康本には、


  「朝食抜くとかえって太るので、朝はしっかり食べましょう」


と書いてあります。朝4:昼4:夜2がよい、と。


 でも、「夜2」を守ろうとすると、自分だけ食べないくらいの覚悟が必要で、家族団欒の唯一の機会が失われます。


 ところが、鎌田流では「朝2:昼2:夜4」をめざします。友人との会食や、ちょっと食べ過ぎて「朝2:昼2:夜6」になってしまったとしても大丈夫です。



 また、タイトルにもある通り、「ちょい太」で良い、と言ってくれています。それも、単なる気休めではなく、「BMI 23から26.9で死亡率が低い」という約4万人を対象にした調査結果を示しています。


 だからBMI 26程度の“ちょい太”を目指せ、というのは、なんともうれしい目標です。


 ダイエット話に飽き飽きしている人も、長続きする「がんばらないダイエット」は、試してみる価値があるかもしれませんよ。


さらに詳しい情報はコチラ≫




ごく私的な意見かもしれないけれど、ちょい太でだいじょうぶ―メタボリックシンドロームにならないコツ っていいと思います。ちょっとしたところに

「お!」と思うような発見があったり、

「へえ」と思うような一文があったり、

著者の鎌田 實の力量が、そこここに現れています。

ちょい太でだいじょうぶ―メタボリックシンドロームにならないコツ はそんな部分もあったかと思うと、全体的に一本の筋もしっかり通っています。

そういう意味では、ちょい太でだいじょうぶ―メタボリックシンドロームにならないコツ はとてもバランスの取れた本なのじゃないかと思います。

だから、いい意味で失敗が無い本だと思ったりもします。こいつはオススメですよ。

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