薬もインスリンもやめられた! 新しい糖尿病治療荒木 裕
現代書林 刊
発売日 2008-02-02
かなりユニークな説が展開されます 2009-02-07
糖尿病患者は当然血糖が高いから、糖質を断った食事をする必要がある、一方蛋白質が主体の卵、肉、魚は制限なく食べてもよいとします。実際筆者の食事療法で多くの人が治っているという事実を見せられます。また日本に多い糖尿病はインスリンは十分に出ているが、インスリンが働かないインスリン抵抗性の状態がほとんどである、この高インスリン状態のために、高血圧、痛風、動脈硬化、うつ病を招くとします。糖を少なくすれば血糖が下がるというのは、十分に理の通った理論ですが、卵、肉、魚を無制限に食べる方が健康になるという理論の根拠はかなり弱いです。実際日本は戦前は卵、肉の消費量ははるかに少なかったですが、糖尿病は皆無でした。著者はこれを、冷暖房がない環境で基礎代謝が高くなっていたから糖がすべて消費され高血糖にならなかったと説明しますが、不十分です。その理論が正しければ現代でも冷暖房をやめて基礎代謝をあげれば糖尿病が治ることになります。それだけでは糖尿病は治らないでしょう。
今のように世の中の進み方が早いときに「知らなかった」ではさみしいですね。薬もインスリンもやめられた! 新しい糖尿病治療 を読んで、新しい今のことを知ればいろいろなことに次の道が見えるかもしれません。
薬もインスリンもやめられた! 新しい糖尿病治療 は自分の思っていることを確かめられますし、それより知らなかったことを知ることで対応も考えられるオススメの本です。
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