新型インフルエンザの風評対策として7カ所の外湯(公衆浴場)で入浴料の半額サービスを行った城崎温泉(兵庫県豊岡市)の入浴者数が、前年同期比で5割近く上回ったことが5日、わかった。梅雨が長引き、海水浴に客足をとられなかったことも、追い風になったようだ。
城崎温泉には、「鴻の湯」や「御所の湯」など7カ所の外湯が点在。浴衣姿で「外湯めぐり」を楽しむことができる。しかし、県内で5月、新型インフルエンザの感染者を国内で初めて確認。例年、ゴールデンウイーク明けから夏休み前まではオフシーズンながら、風評被害で入浴者数は約2割落ち込んだ。
このため、風評被害対策として外湯を管理する同市は、7月1日から2週間、大人(中学生以上)と子どもの入浴料(大人は通常600、800円)を半額にした。その後、半額期間の入浴者数を集計したところ、2週間で計6755人となり、前年比46.3%増となった。
同温泉に近い日本海の海水浴場は大半が7月1日に「海開き」を行ったが、長引く梅雨で海水浴客はサッパリ。観光関係者は「梅雨が味方になった」と話している。
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