【ワシントン、ロサンゼルス6日時事】米テキサス州保健当局は5日、新型インフルエンザに感染していた同州の米国人女性が今週初めに死亡したことを明らかにした。同疾病による米国人の死者は初めてで、これまで死者が集中していたメキシコ人以外にも犠牲が広がった。ハワイ州保健当局も同州で3人の感染確認を発表した。
また、中米グアテマラではメキシコから帰国した11歳の少女、スウェーデンでも米国から帰国した50代の女性について、それぞれ6日までに感染が確認された。これにより感染確認は23カ国・地域に拡大し、感染者も死者31人を含む1600人以上に達した。
テキサス州で死亡した女性は30歳代で、メキシコに最近渡航したことはないという。米国内では4月29日にテキサス州で死亡例が確認されているが、新型インフルエンザの治療のため同州を訪れていたメキシコ人の子供だった。
新型インフルエンザのウイルスは、感染してもおおむね軽症で済む弱毒性とみられているが、糖尿病などの慢性疾患にかかっている場合、重症化する危険が報告されている。亡くなった米国人女性は、慢性的な健康問題を抱えていたという。
一方、ハワイ州で感染が確認されたのは、オアフ島在住の夫婦と、別の家庭の子供1人。夫婦のうち1人はテキサス州、子供はカリフォルニア州を最近訪れており、いずれも快方に向かっている。日本人にも人気のリゾート地のハワイで感染が判明したのは初めて。
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