肥満や高血糖などメタボリック症候群の関連要因を併せ持つ人は、循環器疾患(心臓・脳疾患)で死亡するリスクが高いことが、厚生労働省研究班の大規模疫学調査で分かった。肥満があってもなくても傾向は同じだった。
米国では肥満を含む5つの要因のうち、いずれか3つ以上で同症候群と定義しているが、日本の定義は肥満に加えて他の要因2つ以上。研究班の斉藤功愛媛大大学院准教授は「日本の診断基準では、肥満のない高リスク者が見逃される恐れがある」としている。
研究班は1990年と93年、全国11地域の40~69歳の男女約3万4000人の健診データを登録し、2005年末まで追跡した。この間に循環器疾患で304人、がんで947人が死亡。メタボリック症候群に該当する人は、心疾患による死亡のリスクがそうでない人に比べ1.9~2.6倍と高かった。がん死亡との関連はなかった。
肥満がなくて2つ以上のメタボ要因を持つ人の循環器疾患死亡リスクは、全くない人に比べ男性2.1倍、女性1.8倍。肥満があって2つ以上の場合でも男性2.2倍、女性1.8倍で、ほぼ変わらなかった。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090416-00000046-jij-soci
