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【未来のカルテ 遺伝子診断は今】(上)検査の是非

■体質調べ病気予防に利用

■有効性の評価、これから

人間の持つすべての遺伝子情報「ヒトゲノム」の解析が進み、さまざまな病気が遺伝子レベルで解明されるようになった。遺伝子を調べることで病気の予防や治療に役立てる遺伝子診断は、画期的な医療として注目される一方で、普及に欠かせない遺伝カウンセラーの働く場がない問題も浮上している。将来的な病気健康状態を予測する「未来のカルテ」ともいえる遺伝子診断をめぐる現状を探った。(平沢裕子)

≪ネットや郵便で≫

遺伝子診断は、血液や羊水から遺伝子を取り出して解析し、病気の診断や発病の予測に役立てる技術だ。臨床への応用は、先天異常や単一遺伝子の変異による遺伝病を中心に行われてきたが、がんや糖尿病のなりやすさや薬の副作用を予測する体質検査まで、広く行われるようになっている。

中でも最近よく見かけるのが、口中粘膜などを検査機関に送り体質を調べる検査だ。3つの遺伝子から肥満のなりやすさを調べるものが多く、標準と異なる遺伝子を持つ人を「りんご型」「洋なし型」「バナナ型」に分類、体質に合ったダイエット法を教えるなどというものだ。インターネットや郵便で申し込み、医療機関を通さないことから、「DTC(ダイレクト・トゥ・コンシューマー、消費者に直接提供)遺伝子検査」と呼ばれる。

≪商業ベースを疑問視≫

誰でも、どこに住んでいても簡単に遺伝子検査ができるのが特徴だが、日本人類遺伝学会(中村祐輔理事長)は10月、この検査について、「臨床遺伝専門医など十分な遺伝医学的知識のある専門家が関与すべきだ」などとする見解を出した。

引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081104-00000055-san-soci


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