病院の運転資金、1億円を1.7%で貸し付け―福祉医療機構
原油や食糧価格の高騰などで景気が低迷する中、厚生労働省所管の独立行政法人・福祉医療機構(長野洋理事長)は、一時的に資金が不足している病院などに対し、1億円を上限とする運転資金を金利1.7%で融資する。融資期間は7年以内で、融資の受け付けは2010年3月末までとなっている。既に数十件の問い合わせがあるという。
医療関連の施設に小口の資金を貸し付ける福祉医療機構では、病院や診療所などに対する経営安定化のための優遇措置を講じた融資を定期的に行っている。
この融資は、診療報酬の改定率が過去最大のマイナス3.16%だった06年度にも実施した。今回は、前回よりも金利を0.5%下げて1.7%とした(10月21日現在)。
機構の担当者によると、前回は国の財政融資資金から借り入れた資金に0.5%の金利を上乗せして貸し付けたが、今回は借り入れ金利1.7%で融資するため、過去最低の金利になっているという。
融資額は、病院と介護老人保健施設が1億円以内、診療所は4000万円以内(ただし担保価額の範囲内)で、融資期間は7年以内(うち据え置き期間1年以内)。また、建築資材の高騰などを受け、既に貸し付けが内定している案件についても、貸し付け予定額を個別の状況に応じて見直す措置を併せて実施するという。
機構の担当者は「原油価格の高騰などで、ボーナスの支払いなど運転資金が不足している医療機関もあるため、経営安定化に向けて支援していきたい。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081110-00000000-cbn-soci
