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新型インフルエンザに感染していた東京と神奈川の2人の女子高生は、機内検疫で実施された簡易検査で「陰性」反応が出たために入国していた。必死の機内検疫も、検査器具が抱える誤差率の前には、限界があることが明らかになった。

簡易検査は、機内で発熱などが確認された人などに実施。咽頭(いんとう)や鼻腔(びくう)を綿棒でこすり、ぬぐい液を試薬と混ぜ、手のひらサイズの検査器具に入れる。10~15分程度で、インフルエンザがA型かB型か、あるいは陰性か、が分かる。

A型で陽性反応が出れば、「新型ウイルス」「Aソ連型」「A香港型」への感染が示唆されたことになり、より詳しい遺伝子診断(PCR)を受けることになる。

今回は2人の女子高生ともに発熱症状を訴えたために簡易検査を実施した。しかし、2人とも「陰性」の反応が出たうえに、筋肉痛など感染を疑わせる症状がなかったこともあって入国が許可されていた。

厚労省などによると、インフルエンザは発症の2~3日後がウイルス排出のピーク。排出が少ない、感染初期や回復期では、簡易検査での検出は難しいケースがあるという。

また、検疫では現在、異なるメーカー4社の器具が使われているが、A型の「陽性」を「陰性」と誤判定する率は、咽頭液の場合で5・9~19・4%、鼻腔液の場合で2・2%~5・7%とばらつきがある。

機内検疫ではないが、神戸市保健所などが感染確定者43例について、簡易検査での陽性反応率を調べたところ、20例(46・5%)が陰性であったという報告もまとまっている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090522-00000019-san-soci


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