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エチゼンクラゲ 関節症治療に有効タンパク

東海大と理化学研究所は30日、クラゲから採取した新しい糖タンパク質「クニウムチン」を使い、高齢者に多い変形性関節症の治療効果を高めることに、ウサギ実験で成功したと発表した。日本海での大量発生が問題化したエチゼンクラゲなどの有効利用にもつながるという。

変形性関節症は、関節の軟骨がすり減るなどし、ひじやひざなどの痛みや機能障害を引き起こす。国内の患者数は700万人以上とされる。現在の治療では、軟骨の粘度を保つ糖タンパク質「ヒアルロン酸」を人工的に作りだし、患部に注射している。これに対して軟骨を保護、修復する糖タンパク質「ムチン」は自然界に少なく、構造が複雑で大量生産は難しかった。

研究グループは一昨年、エチゼンクラゲやミズクラゲからムチンとよく似た性質を持つクニウムチンを発見。構造が単純なため高い品質で抽出でき、クラゲ1トンからはクニウムチン約1キロを採取できるという。

クニウムチン0・5ミリグラムとヒアルロン酸5ミリグラムを混ぜ、変形性関節症を発症させたウサギに注射したところ、従来のヒアルロン酸だけと比べ、軟骨の厚みや面積が2・6倍も修復された。

佐藤正人・東海大医学部准教授は「大量生産を軌道に乗せ、4、5年で実用化したい」と話している。研究内容は、3月5日から開かれる日本再生医療学会総会で報告する。

引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090131-00000063-san-soci


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