京都市北区の京都府立盲学校付属鍼灸(しんきゅう)マッサージ臨床センターが地域の利用者たちに好評だ。安い料金と臨床実習に取り組む生徒の熱心な対応が人気の理由で、受診には3週間の予約待ちが出るほどだ。
■低料金、熱心な対応
センターは2005年4月、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の国家資格取得を目指す生徒の臨床実習の場として設けられた。月-金曜の午前に高等部専攻科理療科などで学ぶ生徒たちが資格のある教員とともに患者に対応する。1回の施術時間は約50分。料金はクイックマッサージなどより安く設定している。
患者は近隣住民が中心だが、左京区からバスで通うお年寄りもいるという。月2回受診している男性(49)=北区=は「『一緒に治しましょう』という姿勢が心地いい。施術時間は生徒さんの指先とわたしの体が会話をしている感じ」と喜んでいる。
高等部専攻科研究部理療科の山本章弘さん(30)は「個々の患者さんに合った力加減ができるか」という課題を持って患者に接する。同級生の宮島健二さん(36)は「患者さんの治癒力を引き出すのが僕の役目」と語る。
田渕茂彦教諭(42)は「障害者の就職が厳しい中、技術は頼りになる。ここで頑張って力をつけてほしい」と話している。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090126-00000028-kyt-l26
